2008年12月11日木曜日

12月13日(土) 【% ATTAC京都 12月例会 %】

毎回直前になり恐縮ですが、下記のとおり12月例会を行います。
お時間のある方はぜひご参加ください。



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世界金融危機
〜その実態と経済システム変革の可能性を考える〜
(その2)

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「100年に一度の津波」ともいわれる金融危機によって、世界の実体経済は急速に悪化しています。わが国においても生産、消費が急激に縮小、その痛みは真っ先に非正規労働者に押し付けられています。

11月15日に米ワシントンで開かれたG20(先進国+新興国)金融サミットは、規制強化の方向性など一般的な原則と、当面の限られた行動計画を打ち出すにとどまりました。

市場原理主義と投機的金融システムが半ば自己崩壊した今、ショックを緩和するための実効性ある対策を求めるとともに、より公正で持続可能な金融・経済システムに向けて踏み出すことが求められています。

今回の例会では、前回に引き続き、現在の金融・経済危機の現状とそこからの出口について考えます。世界の社会運動の声明なども参照しながら、もう1つの金融・経済のあり方をさぐってみたいと思います。

ふるってご参加ください。

★ 日時: 12/13(土)18:30〜21:00

kazenone
 場所: 「かぜのね」
京都市左京区田中下柳町7−2
(白壁・2階建ての大きな建物です)

 会場費カンパ+資料代: 400円

  ◎ 申し込み不要。どなたでもご参加いただけます。

★ 報告: ATTAC京都事務局より

Webサイト: http://kattac.talktank.net/

2008年11月4日火曜日

ATTAC京都 11月例会 世界金融危機 その実態と経済システム変革の可能性を考える

下記の要領で11月例会を行いますので、ぜひご参加ください。

 なお、諸般の事情により、今回は日曜日の午前中となります。
 また、場所は「ウィングス京都」となりますので、ご注意ください。
 ご都合の合わない方には深くお詫び申し上げます。


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11月9日(日) 【% ATTAC京都 11月例会 %】
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世界金融危機
〜その実態と経済システム変革の可能性を考える〜
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 昨年米国ではじまった「100年に一度の津波」ともいわれる新たな金融危機は、波状的に拡大し、この9月〜10月の激震を経て、ついに世界を極度の信用不安と経済収縮の深みへ引きずり込みました。

 世界金融システムの崩落、米財政とドル体制の破綻、長期にわたる世界不況・・・等々、暗い見通しが語られています。四半世紀にわたって世界経済のトレンドを大きく規定してきた金融モデルそのものが破産し、崩れ落ちようとしています。

 そのような中で、今月半ばには、主要国+新興国(G20)の枠組みで首脳による「金融サミット」が開かれます。

 今回の例会では、この危機の現状と見通しについて考え、市民の立場から国際金融・経済システムのあるべき変革の方向性をさぐってみたいと思います。

 ふるってご参加ください。

★ 日時: 11/9(日)9:45開場 10:00開始 (12:00終了予定)
 場所: ウィングス京都 第1会議室
京都市中京区東洞院通六角下る御射山町262
http://www.wings-kyoto.jp/01wings/03access.html
 参加費: 400円

  ◎ 申し込み不要。どなたでもご参加いただけます。

★ 報告: ATTAC京都事務局より

2008年10月1日水曜日

【お知らせ】ATTAC京都 10月例会 「不公正な債務に関する戦略会議(08年9月 キト)報告」

10月11日(土) 【% ATTAC京都 10月例会 %】
「不公正な債務に関する戦略会議(08年9月 キト)報告」









 毎年、巨額のODA(政府開発援助)が先進国から第三世界に投入されていますが、第三世界の貧困や飢餓の問題はほとんど改善の様子を見せていません。
 それどころか、ODAや国際金融機関からの借り入れの返済は第三世界諸国の国会財政を圧迫し、教育や医療などの問題への支出を抑制せざるをえなくすることで貧困の問題を悪化させているケースすら珍しくありません。

 こうした構造的な問題を断ち切るために、援助国と被援助国の双方からいくつかの試みが提示されています。
 その中心となるのが「不公正な債務」(illegitimate debts)という概念で、これについて先進国ではノルウェー政府が、また第三世界ではエクアドル政府が積極的な提言と調査を進めています。
 この9月には、エクアドルの「公的融資の統合的監査委員会(CAIC)」が大統領への答申として、監査の結果を発表しました。

 同時に、Jubilee SouthやCADTMなど世界各国の社会運動組織が集まり、首都キトにおいて債務帳消しをどう求めていくかの戦略会議も開催されました。
 この会議にはATTAC Japanも代表を派遣しましたので、これらの情勢について、簡単に報告するとともに、なぜ今債務帳消しが求められているのか、今後日本からなにができるかについて考えます。

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★ 日時: 10/11(土)18:00開場 18:30開始 (20:50終了予定)
 場所:ひと・まち交流館・京都 第2会議室
   (河原町五条下る東側)
     http://www.hitomachi-kyoto.jp/access.html

 資料代: 200円

  ◎ 申し込み不要。どなたでもご参加いただけます。

★ 報告: ATTAC京都事務局
Webサイト: http://kattac.talktank.net/




"Week of Global Action Against Debt and IFIs” Banner (Japanese)

2008年7月29日火曜日

8月9日(土) 【% ATTAC京都 8月例会 %】

8月9日(土) 【% ATTAC京都 8月例会 %】

 1998年にルモンド・ディプロマティク誌に掲載されたイニャシオ・ラモネによる歴史的な論文「金融市場を非武装化せよ」から10年を迎えています。当初想定されていた「投機的取引を抑制するための、トービン税の導入」だけではなく、世界中を席巻するネオリベラリズムに抗するために、世界社会フォーラムの開催を筆頭に、様々な活動がATTACの課題として浮上しました。

 日本各地でATTACが結成された2001〜2年ごろは、世界貿易センタービルへのテロ事件と、小泉内閣に対する国民的な期待の高まりという情勢下にあり、日本において「ネオリベラリズム」や経済のグローバル化を問題視する論調は極めて弱かったと言えます。しかし、終結を見せないイラクやその他の地域の紛争や、経済改革の不の側面が顕在化する現在、ネオリベラリズムの問題は広く合意された事実になりつつあり、日本におけるATTACの活動も次のステップに移る時期に来ていると言えます。
 しかしその一方で、ATTACの基本である、民衆が自分たちの関心と能力に基づいて人間社会の諸問題について学習し、その成果を共有するという「ポピューラー・エデュケーション」の思想は不変のものです。

 この二点をふまえた上で、今後の月例会では、参加者の問題意識を共有するだけではなく、それを一連の意見表明につなげていくことを試みます。
 8月は、ATTAC京都の基本方針について、事務局からの提案を元に議論したいと思います。



★ 日時: 08/09(土)18:00開場 18:30開始 (20:50終了予定)
 場所:ひと・まち交流館・京都 第2会議室
     (河原町五条下る東側)
     http://www.hitomachi-kyoto.jp/access.html
 資料代: 200円

  ◎ 申し込み不要。どなたでもご参加いただけます。

★ 報告: ATTAC京都事務局
Webサイト: http://kattac.talktank.net/

※表題の日程が間違っていました。正しくは本文のご案内の通り、08/09(土)です。
 ご迷惑をおかけしましたことを謹んでお詫びいたします。

2008年7月8日火曜日

【% 7月例会 %】 G8サミット対抗行動・民衆フォーラム報告

7月12日(土) 【% ATTAC京都 7月例会 %】
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G8サミット対抗行動・民衆フォーラム報告

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 ご存知のとおり、本日から北海道の洞爺湖において、警察による封鎖の下、
「主要8カ国」(G8)と一部の被招待国の首脳たちによる会議が始まりました。

 一方、それに先立ち、またそれと並行して、世界の市民による対抗フォーラム
が行われていることは、マスメディアではほとんど報じられていません。

 戦争、貧困、地球温暖化、石油・食糧危機等、サミットで取り上げられる諸問
題は、G8諸国が作り上げた世界秩序の結果でははないのか?G8政府が示している
「解決策」は不十分であるだけでなく、逆に事態を悪化させるのではないか?そ
もそも8カ国だけでグローバルな問題への対処を決めることが許されるのか?

 こうした疑問を抱く日本と世界各国の市民・労働者・農民・知識人などが集
い、北海道、東京、日本各地で一連の対抗行動=オルタナティブ・サミットが展
開されています。各地域のさまざまな経験を持ち寄り、「もう1つの世界」への
向かうための提言、戦略、ネットワーク作りが進められています。

 ATTAC京都も、こうした行動する市民ネットワークの1つ、「G8サミットを問う
連絡会」に参加し、東京での直前行動や札幌での「国際民衆連帯DAYS」、ユー
ス・キャンプなどに代表を派遣しましたので、今回の例会で報告します。

ふるってご参加ください。

★ 日時: 7/12(土)18:00開場 18:30開始 (20:50終了予定)
 場所:ひと・まち交流館・京都(河原町五条下る東側) 第2会議室
http://www.hitomachi-kyoto.jp/access.html
 資料代: 200円

  ◎ 申し込み不要。どなたでもご参加いただけます。

★ 報告: ATTAC京都事務局
Webサイト: http://kattac.talktank.net/

2008年6月9日月曜日

6月例会 G8洞爺湖サミットを前にしてマスコミが伝えない「世界食糧危機」の本質とその解決の方途を考える

G8洞爺湖サミットを前にして
マスコミが伝えない「世界食糧危機」の本質とその解決の方途を考える

〜*〜*〜*〜

 ここ数年、穀物を中心に食糧価格が世界的に高騰し、私たちの生活にも大きな影響が出ています。発展途上国においては、数十億の人びとが生活と生命そのものを脅かされ、すでに30カ国以上で暴動や政変が発生する事態となっています。地球温暖化の進行やアグロ燃料の生産拡大に伴って、この未曾有の危機はますます深刻化しようとしています。

 今月初めには、ローマの国連食糧農業機関(FAO)本部で世界183カ国が参加して「食糧サミット」が開かれました。しかし、その最終宣言は、アルゼンチン、キューバ、ベネズエラなどからの厳しい批判にもかかわらず、第三世界の食糧生産システムの崩壊をもたらした構造的な問題には一切触れず、緊急に必要とされるアグロ燃料生産の抑制や投機資本に対する規制についても何ら対策を示しませんでした。それどころか、貿易自由化と輸出指向型農業の促進という、解決とは正反対の方向性が打ち出されています。

 この問題は、来月北海道・洞爺湖で開かれるG8サミットでも、地球温暖化対策などと並んで大きな焦点になります。

 そこで今回の例会では、サミットを前にして、現在の世界的な「食糧危機」の実情を検討し、危機への有効な対処には何が必要かを考えたいと思います。またあわせて、最近日本語訳が出版されたATTACフランス編集の『徹底批判G8サミット』(作品社、コリン・コバヤシ/杉村昌昭 訳)についても検討します。

ふるってご参加ください。

★ 日時: 6/14(土)18:00開場 18:30開始 (20:50終了予定)

 場所:ひと・まち交流館・京都(河原町五条下る東側) 第3会議室
     http://www.hitomachi-kyoto.jp/access.html

 資料代: 200円

  ◎ 申し込み不要。どなたでもご参加いただけます。

★ 報告: ATTAC京都事務局

2008年5月9日金曜日

5月例会 新自由主義的グローバリゼーションへのオルタナティブ(対案)を考える (その12)議論のまとめと今後の課題

【% ATTAC京都 5月例会 %】
研究会
新自由主義的グローバリゼーションへのオルタナティブ(対案)を考える

(その12)議論のまとめと今後の課題

ATTAC京都では、市場原理・新自由主義に代わる「オルタナティブ経済」の可能性をさぐる研究会を、2006年夏から1年半にわたって断続的に続けてきましたが、前回まででテキストを一通り終えました。
今回の例会では、研究会での議論を振り返り、今後の検討課題や例会の持ち方等について意見交換したいと思います。

また、あわせて、近年左傾化が著しい南米大陸で新たに中道左派政権が誕生したパラグアイの情勢について事務局から報告します。

ふるってご参加ください。

★ 日時: 5/10(土)18:30開始 (20:50終了予定)
  場所 ほんやら洞(今出川通り寺町西入る北側の喫茶店)
 
  ◎ 申し込み不要。どなたでもご参加いただけます。
  ◎ 参加費は無料ですが、お店に何かオーダーしてください。

★ 報告: ATTAC京都事務局

2008年4月14日月曜日

諸活動への賛同

委員会での決定に基づき、以下の3つについてATTAC京都としての賛同を表明し、各連絡窓口の方に連絡させて頂きました。


 「G8サミットを問う連絡会」

 
 フィリピン上院向け共同意見書

 
 日比経済連携協定に反対するアピール

2008年4月11日金曜日

4月例会 G8洞爺湖サミットの何が問題か?

【% ATTAC京都 4月例会 】
G8洞爺湖サミットの何が問題か?

2008年7月に北海道の洞爺湖で先進国の首脳が集まるG8サミットが開かれる。このG8サミットは開催の度に、新自由主義的グローバリゼーション推進の象徴として大規模な抗議行動が行われている。今回のG8サミットではどのような問題が争点になるのか。そしてそれに対してどのような行動ができるのかを考えたい。


★ 日時: 4月12日(土) 18:30開始
 場所:ほんやら堂1階(今出川河原町西側)
 一品注文するのが必要です

  ◎ 申し込み不要。どなたでもご参加いただけます。

★ 報告: ATTAC京都事務局
連絡先 080-5358-1409(末岡)

ATTAC京都運営委員会
日時 4月12日土曜日 17時
場所 ほんやら堂1階

2008年3月4日火曜日

【% ATTAC京都 3月例会 %】 新自由主義的グローバリゼーションへのオルタナティブ(対案)を考える (その11)民衆によるオルタナティブ経済の実例

【% ATTAC京都 3月例会 %】
研究会
新自由主義的グローバリゼーションへのオルタナティブ(対案)を考える

(その11)民衆によるオルタナティブ経済の実例

 市場原理・新自由主義に代わる「オルタナティブ経済」の可能性をさぐる研究会、今月は、世界各地の具体的事例をいくつか取り上げます。
 テキストにしてきた『ポスト・グローバル社会の可能性』の第八章にある「民衆のオルタナティブ実践」を基本にしますが、なかでも特にアルゼンチンやスペインで行われている生産共同組合の試みを中心に、社会的
経済、連帯経済の可能性について問題提起したいと考えています。

 なお、1年半にわたって断続的に続けてきた当研究会は、今回でテキストを一通り終えて一応の最終回となります。今後の議論の進め方、例会の持ち方等についても意見交換したいと思います。

ふるってご参加ください。

★ 日時: 3/8(土)18:00開場 18:30開始 (20:50終了予定)
 場所:ひと・まち交流館・京都(河原町五条下る東側) 和室B
  http://www.hitomachi-kyoto.jp/access.html
 資料代: 300円

  ◎ 申し込み不要。どなたでもご参加いただけます。

★ 報告: ATTAC京都事務局