2009年12月3日木曜日

コペンハーゲンCOP15関連特別企画 「原発ルネッサンス」を考える 「地球温暖化対策としての原子力発電」は本当に環境に優しいの??

ATTAC京都 コペンハーゲンCOP15関連特別企画
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      「原発ルネッサンス」を考える
−「地球温暖化対策としての原子力発電」は本当に環境に優しいの??

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 いよいよコペンハーゲンでのCOP15が近づいてまいりました。
 気候変動問題の深刻化に対する「解決策」として「クリーン・エネルギー」「地球温暖化対策」としての原子力発電に世界的な注目が集まる中、全世界で「原子力ルネッサンス」「原発バブル」とよばれる新規原発の建設ラッシュが起きようとしています。
 南側の社会運動を中心とする「クライメート・ジャスティス(気候正義)」運動は、気候変動への誤った対応策としての原発への依存を告発しています。しかし、日本社会の中では、多くの人々が「温暖化対策としての原発」に期待を寄せているのが実情です。
 真実はどうなのでしょうか?環境問題に関する第一線の研究者からの報告で問題の本質を明らかにできればと考えています。
 なお、当日は会場で、京都在住の伝説のフォークシンガー古川豪さんが「原発に未来なし」等をライブ演奏されます。老若男女多くの方々のご来場をお待ちしております。


●日時:2009年12月15日(火)午後6時30分〜9時15分

●場所:同志社大学今出川キャンパス 神学館地下1階 1号教室
(地下鉄「今出川」駅から徒歩1分、京阪「出町柳」駅から徒歩15分)
 アクセスマップ http://www.doshisha.ac.jp/access/ima_access.html
 キャンパスマップ http://www.doshisha.ac.jp/access/ima_campus.html
   ※正門から入り北上、二番目の右手の建物です

●内容:

特別報告①「ポスト京都議定書とアジアへの原発輸出の動き」
 講師:細川弘明さん(京都精華大学人文学部教員〔環境社会学・資源エネルギー論〕)
(プロフィール) http://www.kyoto-seika.ac.jp/hosokawk/

特別報告②「アメリカ・チャーチロック・ウラン鉱山・製錬所の環境汚染と健康被害」
 講師:和田喜彦さん(同志社大学経済学部教員〔エコロジー経済学〕)
(プロフィール) http://www1.doshisha.ac.jp/~yowada/self-introduction.htm

対談「『地球温暖化対策としての原子力発電』の実態」
 細川弘明さん×和田喜彦さん

●「原発に未来なし」などのライブ演奏
特別出演:古川豪さん(フォークシンガー)
(プロフィール/まるごと古川豪の部屋)
 http://www3.ocn.ne.jp/~f.go/subpage011.html

●参加費:300円(どなたでも自由に参加できます)

(呼びかけ文)

 いよいよコペンハーゲンでのCOP15(第15回気候変動枠組み条約締約国会議)開催が近づいてまいりました。この会議を成功させ、地球温暖化をストップさせることができるかどうかに人類の未来がかかっています。

 一方で、「地球温暖化対策」としての原子力発電の「有効性」が唱えられ、世界的に原発回帰の流れが加速、今後世界各地で数百基の原発が新たに建設されようとしています。たとえば新興国であるインドは「原子力発電を現在の100倍にする」ことを打ち出し、アジアでの原発建設ラッシュの到来に、東芝・日立・三菱重工など主要原発メーカーを抱える日本政府は「原発を新たな輸出産業に」と官民あげて色めき立っています。こうした世界的「原発バブル」「原子力ルネッサンス」の流れは、本当に「地球温暖化対策」として有効で人類の未来を切り開くものなのでしょうか。環境社会学、エコロジー経済学の観点からこの問題を検証する公開シンポジウムを行いたいと思います。

 また当日はアルバム『原子力時代の昔語り』や歌集『原子力時代のラブ・ソング』、また反原発運動の現場で歌われてきた「原発に未来なし」などで知られる京都市出身のフォークシンガー古川豪さんによる会場でのライブ演奏も行います。ふるってご参加ください。

●主催・お問い合わせ先:ATTAC京都
ATTAC京都HP
http://kattac.talktank.net/
ATTAC京都ブログ
http://kattac.talktank.net/blog/
E-mailアドレス
kyoto[at]attac.jp

2009年11月22日日曜日

ATTAC京都特別企画 クライメート・ジャスティスとは何か? クリストフ・アギトン氏に聞く欧州における「気候正義」運動の現状

●日時:2009年11月26日(木)午後6時30分〜9時

●場所:京都大学文学部新館2F第7講義室
(市バス「百万遍」または「京大正門前」下車、京阪電鉄「出町柳」駅より東へ徒歩5分)
http://www.bun.kyoto-u.ac.jp/psy/perception/map.html
http://www.bun.kyoto-u.ac.jp/sogo/access.html

●報告者:クリストフ・アギトン氏

【クリストフ・アギトン氏経歴】
  1953年生まれ。10代の時に<68年5月革命>を体験。大学卒業後、労働組合活動家として運動を担う。88年SUD(連帯・統一・民主主義)という新たな労働組合の結成に参加、パート、移民労働者の労働運動やホームレスの住宅占拠闘争などに取り組む。93年AC!を結成、職安占拠など失業者による直接行動の先頭で闘い、97年にはEC首脳会議に対抗して「ヨーロッパ行進」を実現。以降、フランスにおける反グローバル化運動「ATTAC」結成に参加し、国境を越える金融取引への課税を要求する闘いなど、多様な運動を展開している。著書に『「もうひとつの世界」への最前線—グローバリゼーションに対して立ちあがる市民たち 』『フランス社会運動の再生—失業・不安定雇用・社会排除に抗し』など。

●参加費:300円(誰でも自由に参加できます)

フランスより来日中の社会運動家クリストフ・アギトン氏との交流会を行います。12月にコペンハーゲンで行われるCOP15を目前にして、ATTACフランスは、「地球の友インターナショナル」などとともにフランス国内で「気候正義」キャンペーンに取り組んでいます。南側の社会運動の主張であった「気候正義」運動が、北側である欧州においてどう取り組まれているのか現状を報告してもらいます。


●主催・連絡先: ATTAC京都
ATTAC京都HP
http://kattac.talktank.net/
ATTAC京都ブログ
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E-mailアドレス
kyoto@attac.jp

2009年11月19日木曜日

ATTAC京都11月例会 ★現地報告★メキシコの学生文化とサパティスタ運動

■■■ATTAC京都11月例会のお知らせ■■■

       ★現地報告★
  メキシコの学生文化とサパティスタ運動


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●日時:2009年11月21日(土)午後19時〜21時
●報告 ATTAC京都会員
●場所:京都大学農学部総合館w214
(市バス「京大農学部前」下車、京都大学北部キャンパス内です)
【アクセスマップ】
http://www.kais.kyoto-u.ac.jp/j/modules/tinycontent9/index.php?id=5
【キャンパスマップ】
http://www.kais.kyoto-u.ac.jp/j/modules/tinycontent9/index.php?id=14

メキシコにグアダラハラ大学に一年間留学したATTAC京都会員が生き生きとしたメキシコの学生文化とオルタ・グローバリゼーションとメキシコ国内の民主化、先住民の自治を求めるサパティスタ運動がどのように学生文化に影響を与えるかを写真とともに報告する。

●資料代:300円
*誰でも自由に参加できます

●主催・連絡先: ATTAC京都
ATTAC京都HP
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E-mailアドレス
kyoto[at]attac.jp

2009年10月15日木曜日

【10・19/ATTAC京都10月例会】ピッツバーグG20サミット報告会

 今年9月、米国のピッツバーグでG20による金融サミットが開催されました。日本ではあまり報道されませんでしたが、現地では数千人規模の抗議行動が展開されました。このG20プロテストは、来年6月カナダ、11月韓国で開催が予定されているG20金融サミットに対する社会運動側の最初の反撃として重要な意義を持つものです。今回の例会では、直接現地を訪れ、G20抗議行動を見てこられた京都大学の濱西栄司さんから現地での体験をお聞きします。

 また、今回のG20サミットでは、昨年以来の国際金融危機への対応として金融資本への規制強化が話しあわれました。その過程では独仏などがトービン税の導入を提案、ATTACが長年主張してきたトービン税が具体的な国際政治のプロセスに初めて現実的課題として登場することとなりました。しかし、G20ではIMF(国際通貨基金)がその調査にあたることが決定され、今回の危機を招いた責任者であるIMFが逆にその機能を強化するなど、社会運動側にとって危惧すべき動きが進んでいます。さらに、金融改革に関する国連報告を提出したノーベル賞経済学者スティグリッツ氏からは、G20そのものの正統性を疑う発言すら出ている始末です。民衆の側にとってあるべき国際金融システム変革の方向性とは何なのか、ATTAC京都からこの間の動きを整理し、グローバル社会運動側から出されているさまざまな評価・提言などを報告しながら参加者全員で討議します。

 この企画は、ジュビリーサウスなどが呼びかけている「債務と国際金融機関に反対する世界同時行動週間」(10月12日〜18日)の一環として行われます。市民一人ひとりが国際金融システムの変革について考える機会にできればと思っています。

「債務と国際金融機関に反対する世界同時行動週間」については以下「attacこうとう(準備会)」ブログ参照
http://attackoto.blog9.fc2.com/blog-entry-177.html


■■■ATTAC京都10月例会のお知らせ■■■

  ピッツバーグG20サミット報告会
−プロテスト・住民・メディア・リーガル−

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●日時:2009年10月19日(月)午後6時30分〜9時

●場所:京都大学農学部総合館w214
(市バス「京大農学部前」下車、京都大学北部キャンパス内です)
【アクセスマップ】
http://www.kais.kyoto-u.ac.jp/j/modules/tinycontent9/index.php?id=5
【キャンパスマップ】
http://www.kais.kyoto-u.ac.jp/j/modules/tinycontent9/index.php?id=14

●内容:現地報告「ピッツバーグG20サミット報告:プロテスト・住民・メディア・リーガル」
(映像を交えながら、ピッツバーグG20サミットに対する現地での対G20プロテスト行動の報告など行います)

報告者:濱西栄司さん(京大・院)

報告者から:
 ピッツバーグG20金融サミットが、2009年9月24-25日に、アメイカ東北部ペンシルバニア州の中都市ピッツバーグで開催されました。そこで、どういう出来事があっ たのかを、現地映像を交え具体的に紹介し、他と比較して全体としてどういう特徴があったのかを報告します。いろいろな驚きがありました。活性化しだしたばかりの、「G20金融サミット」プロテストの方向性を考える一助・機会になれば、・・・と思っています。

●ATTAC京都からの報告
「国際金融システムの変革とオルタグローバリゼーション運動の課題
 −G20をめぐるトービン税導入に関する社会運動の議論を中心に−」

(参考情報サイト/「attaction」ブログより)
G20:危機の規模にまったく釣り合わない決定(ATTACドイツ)
http://attaction.seesaa.net/article/129549336.html
タックスヘイブンは消滅途上? いや、怪しいものだ:ATTACフランスのレポート
http://attaction.seesaa.net/article/129171339.html
トービン税(やっと)再び浮上:ATTACドイツのコメント
http://attaction.seesaa.net/article/129095180.html
G20-茶番はやめろ!:真のトービン税の実現に向けて
http://attaction.seesaa.net/article/128626921.html
サルコジ大統領の「トービン税支持」発言にスーザンジョージさんがコメント
http://attaction.seesaa.net/article/128626094.html

●資料代:300円
*誰でも自由に参加できます

●主催・連絡先: ATTAC京都
ATTAC京都HP
http://kattac.talktank.net/
ATTAC京都ブログ
http://kattac.talktank.net/blog/
E-mailアドレス
kyoto@attac.jp

2009年9月15日火曜日

【9・19/ATTAC京都9月例会】クリストフ・アギトン『「もうひとつの世界」への最前線』を読む

【9・19/ATTAC京都9月例会】クリストフ・アギトン『「もうひとつの世界」への最前線』を読む

(転送・転載歓迎)

 来年3月に予定されている「おおさか社会フォーラム」の前段企画として、11月に大阪でプレフォーラムが行われますが、その際に来日する反グローバリズムの社会活動家であるクリストフ・アギトン氏の最新刊の読書会を行います。原著は、新自由主義全盛期のブッシュ・小泉政権時代に出版されたものですが、新自由主義破綻後のオバマ政権・鳩山政権下での社会運動の新しい展望についても討議できればと思います。

 また特別報告として、今年、イタリアで開催されたラクイラ・サミット参加者からの映像を交えた現地社会運動の報告も行います。

おおさか社会フォーラム公式ブログ
http://osaka.socialforum.jp/

■■■ATTAC京都9月例会のお知らせ■■■

クリストフ・アギトン『「もうひとつの世界」への最前線:グローバリゼーショ
ンに対して立ち上がる市民たち』を読む

●日時:2009年9月19日(土)午後5時30分 - 8時

場所:バザール・カフェ(同志社大学今出川キャンパス西側、地下鉄烏丸線「今
出川」駅4番出口 徒歩1分)
http://www.oideyasu-kyoto.com/01gourmet-01/002-bazaarcafe.html

●内容:
 フランス社会運動を代表する担い手でATTAC創設メンバーの一人でもあるクリストフ・アギトンの最新邦訳『「もうひとつの世界」への最前線:グローバリゼーションに対して立ち上がる市民たち』(現代企画室、2009年5月)の内容について報告・論議します

●テキスト:
クリストフ・アギトン【著】/増田一夫,稲葉奈々子【訳】
『「もうひとつの世界」への最前線:グローバリゼーションに対して立ち上がる市民たち』
  現代企画室(2009/05/01 出版)価格: ¥2,625 (税込)
  http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/477380906X.html
  (内容)
  ワシントンDCからフィレンツェまで
  第1部 新世界秩序(グローバリゼーションの諸段階
   ;湾岸戦争以降の世界の再編
   ;資本のグローバリゼーション、グローバル革命)
  第2部 社会運動のグローバリゼーション
   (世界の新しい状況における社会運動
   ;異議申し立て運動が共通して直面する問題
   ;変化しつつあるアクター
   :労働組合 ほか)
   結論

(著者紹介)
アギトン,クリストフ[アギトン,クリストフ][Aguiton, Christophe]
1953年生まれ。1989年にフランス・テレコムに就職、CFDT(フランス民主主義労働同盟)に加入、同年末に除名ののち、新しい労組SUD(連帯・統一・民主主義)を創設。93年に失業者運動のAC!、96年に「失業に反対するヨーロッパ行進」、98年にATTAC創設に加わる。世界社会フォーラムなど近年の国境を超える社会運動の担い手の一人
*テキストを読んでいなくても参加できます

●特別報告:ラクイラ・サミット参加報告
「ジェノヴァ以後 日伊比較から」
報告者:濱西栄司さん(京大・院)
(映像を交えながら、ラクイラ・サミットに対するイタリア社会運動の報告など行います)

参加費:300円(会場費・資料代など)
*会場は貸切です。カフェは営業時間外ですので、飲み物・食べ物の持ち込みは自由です。
*誰でも自由に参加できます

主催・連絡先: ATTAC京都
ATTAC京都HP
http://kattac.talktank.net/
ATTAC京都ブログ
http://kattac.talktank.net/blog/
E-mailアドレス
kyoto@attac.jp


////(参考記事)
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クリストフ・アギトン『「もうひとつの世界」への最前線:グローバリゼーションに対して立ち上がる市民たち』増田一夫・稲葉奈々子訳、2009年、現代企画室 通常価格(税込) : ¥2,625

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(内容紹介)
 著者は、1953年生まれのフランス人で、従来のナショナルセンターとは異なり、現場重視で柔軟な組織運営をするフランスの新しいタイプの労働組合SUDの創設メンバーのひとりです。93年には失業者運動を創設、96年には、EUを政治的にも統一することをめざしたアムステルダム条約が、大企業を優遇し社会条項を欠いている点に反対する「失業とプレカリティに反対するヨーロッパ行進」を企画・実施、EU首脳が集まるアムステルダムで2万人がデモを行い、98年にはATTAC(フランスの反グローバリズム運動)創設に加わり、世界社会フォーラムなど近年の国境を越える社会運動の担い手のひとりです。 日本にも3度来日しており、野宿者の運動や日本のATTACやPARCの運動と交流してきました。
 原著が発行されたのは2001年(2003年改定増補)で、本書の半分は、1999年のシアトルにはじまる反グローバリズム運動の欧米での盛り上がりとその背景を、著者みずからの経験のなかから伝えています。また、著者がもともと労働運動からはじまって、さまざまな運動を展開するに至った理論的考察が残りの半分の内容となっています。

(以上、大阪経済法科大学アジア太平洋研究センター・ブログより)
http://www.keiho-u.ac.jp/mt/capp/2009/07/post-2.html
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2009年8月4日火曜日

ATTAC京都【8月】月例学習会 ココが知りたい「ベーシック・インカム」〜山森亮さんに聞いてみよう!

--------------------以下・転送転載歓迎!-------------------------------


この夏、ATTAC京都は、いつもと違う♪
なんと、夏休みの宿題お助けバージョンです!??


 ATTAC京都では国際的な所得再分配のしくみとして提唱された「トービン税」につい
て議論してきました。一方で国内的な所得の再分配といえる「ベーシック・インカム」
については、これまであまり議論をしてこなかったこともあって、今回の勉強会
を考えてみました。
 この日京都は地蔵盆ですが、ぜひ皆さん、去りゆく夏を惜しみながらご参集ください。
 …浴衣姿優待券、なんていうのはありませんが。



%%%%%%%%%——ATTAC京都【8月】月例学習会——%%%%%%%%%%

  

■■ココが知りたい「ベーシック・インカム」〜山森亮さんに聞いてみよう!■■
 
 「貧困問題解決に『ベーシック・インカム』って?ほんとのとこ、どうなの?」



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■■■■  ゲスト:山森 亮さん(同志社大学経済学部教員・社会政策)


■日  時■ 2009年8月23日(日曜) 18時半〜21時
※事前申し込みは不要です。当日どなたでもご参加できます。

■参 加 費■ 無 料(資料代カンパ若干をお願いする場合も)
■参考図書■ 山森亮・著『ベーシック・インカム入門』(光文社新書389)
       ※お手元にあれば目を通しておいて下さい

■場  所■ ひと・まち交流館二階 第1・第2会議室
    http://www.hitomachi-kyoto.jp/access.html
   市バス4,17,205号系統「河原町正面」下車
   電車 京阪電車「清水五条」下車 徒歩8分
   地下鉄烏丸線「五条」下車 徒歩10分

※併設立体駐車場 最初の1時間400円、以後30分ごとに200円

 

●何かしら閉塞する社会の救世主のごとくもてはやされる
「ベーシック・インカム」(基本所得保障)。
 だけど、結構、誤解や固定観念にみちた様々な解釈が巷にあふれていますね。
 どうも、わかりにくい!!というか…

「ほんとにそんなこと可能なのぉ〜?財源はぁ〜?」(懐疑派)
「ねえ、ベーシック・インカムって、ちょっとハズしてない?」(アウトレット派)
「それより給料あげろよ!」(現実派)
「財界もBI支持してるんだね。どうせ企業福祉の肩代わりでしょ?」(さめさめ派)
「働かないひとにも支払われるなんてケシカランよ」(不公平派)
 …などなど。

●よしっ!このさい、
『ベーシック・インカム入門〜無条件給付の基本所得を考える』(光文社新書)の著者・山森亮さんに聞いてみよう!

というわけで、「アタック京都」が開催するベーシック・インカムのA to Zです。

講師に報告をいただいたあと、
ティーチ・イン形式でざっくばらんな勉強会をやります。

そして、そして、秋にはもっと面白い仕掛けが…待っている、かも、かも??
どうぞ、みなさんお楽しみにしてご参加ください。

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【山森 亮さんprofile】
やまもり・とおる。1970年神奈川県生まれ。京都大学大学院経済学研究科修了。
東京都立大学、ケンブリッジ大学教員などを経て、
同志社大学経済学部教員。専攻は社会政策。


(単著)
『ベーシック・インカム入門—無条件給付の所得を考える』(光文社新書389)
(共著)
『経済学とジェンダー』(明石書店)、『福祉国家の変貌』(東信堂)、
『ポスト・リベラリズム』(ナカニシヤ出版)、
『アマルティア・センの世界』(晃洋書房)




☆人々の混迷するベーシック・インカム理解に新鮮な風を吹き込むひととき?!☆☆


主催■ATTAC京都(あたっく・きょうと)
Mail: kyoto@attac.jp
 URL : http://kattac.talktank.net/blog/

 8月企画担当連絡先 090-6666-2090(発信番号を通知しておかけください)

2009年7月15日水曜日

【ATTAC京都7月例会の「お知らせ】「グリーン・ニューディール」は世界を救えるか? 地球環境問題とオルタ・グロバリゼーション運動の課題

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   【ATTAC京都7月例会の「お知らせ】

 「グリーン・ニューディール」は世界を救えるか?
    
 地球環境問題とオルタ・グロバリゼーション運動の課題

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日時:2009年7月18日(土)午後6時~

場所:ひと・まち交流館京都2F
   市民活動総合センター・ミーティングルーム
(なお会場詳細は当日一階掲示板に貼りだしますのでご覧下さい)

(アクセス・河原町通五条下る東側)
http://www.hitomachi-kyoto.jp/access.html

参加費:無料(誰でも参加自由ですのでお気軽にご参加ください)

内容:ATTAC京都からの報告(問題提起)と参加者によるフリートーク

(第1部)オバマ政権のグリーン・ニューディール政策をどう見るのか?
・軍事ケインズ主義から環境ケインズ主義への転換
・「緑の成長」で地球環境危機は克服できるのか? -グローバル「環境」資本主義の限界性と危険性-
・原発推進の「日本版グリーン・ニューディール」政策!?
・問われている脱成長経済(定常型社会)へのパラダイム転換と社会運動の課題

(第2部)地球温暖化・COP15と南北問題
・COP15(コペンハーゲン議定書)交渉をめぐる対立点と現状
・問われているのは「環境正義」
・途上国の主張する「歴史的責任」論
・「環境債務」の返済主張する南側の民衆運動
・「環境社会主義」実現の可能性とオルタ・グロバリゼーション運動の任務

(呼びかけ)
米オバマ政権の主張する「グリーン・ニューディール」政策に世界中の注目が集まっています。日本でも産業界・NGO・市民社会を問わず「グリーン・ニューディール」へのある種の期待感やブームが広がっています。

一方で今年末にコペンハーゲンでの開催が予定されているCOP15(国連第15回気候変動枠組条約締約国会議)に向けて、ポスト京都議定書に向けた国際交渉が行われていますが、各国の権益が衝突する中で、その行方が危ぶまれています。

地球温暖化に象徴される地球環境危機はまったなしの切迫した全人類的な課題であるにも関わらず、「グリーン・ニューディール」政策やポスト京都議定書をめぐる各国対立の根底にあるのは、経済的利益追求や経済成長をめぐる利害の対立であり、真の意味で「持続可能(サステイナブル)」で公正な社会をいかに実現するのかを問うているオルタ・グロバリゼーション運動の要求とはかけ離れているのが現状です。

今回の例会では、「グリーン・ニューディール」と「地球温暖化」をテーマにして、世界のオルタ・グロバリゼーション運動が何を主張しているのか(何を主張すべきなのか)、参加者全員で討議できたらと思います。

主催:ATTAC京都
お問い合わせ先:事務局までお尋ねください
kyoto@attac.jp

2009年6月17日水曜日

ATTAC京都 6月々例会『世界金融のオルタナティヴにむけて: タックス・ヘイヴ ンについて考える』のお知らせ

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ATTAC京都 6月々例会のご案内(暫定版)

世界金融のオルタナティヴにむけて

〜タックス・ヘイヴンについて考える〜

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 世界金融危機以降、ATTACが主張していた、新自由主義経済の問題点やオルタナティヴな経済システムの必要性は国際的なコンセンサスになってきています。

 では、オルタナティヴな経済とはどんなものでしょうか?

 ATTACの勉強会の当面の方向性として、その実現の可能性を探っていきたいと思います。


 今回は、『タックスヘイブン:グローバル経済を動かす闇のシステム』(クリスチアン。シャヴァニュー、ロナン・パラン著 作品社 2007年)を題材にタックス・ヘイヴン問題を考えます。

 ふるってご参加ください。



★ 日時: 06/20(土)18:30〜21:00

★ 報告: ATTAC京都事務局より

 場所: こどもみらい館第2研修室A

    〒604-0883 京都市中京区間之町通竹屋町下る

     http://www.kodomomirai.or.jp/access2.html


 会場費カンパ+資料代: 400円

  ◎ 申し込み不要。どなたでもご参加いただけます。

  ※可能であれば『タックスヘイブン:グローバル経済を動かす闇のシステム』を読んできてください。


ATTAC京都:kyoto@attac.jp

       http://kattac.talktank.net/



2009年6月5日金曜日

ATTAC京都は「外国人排斥を許さない6・13緊急行動」に賛同します

 以下、外国人排斥を許さない6・13緊急行動への参加・賛同の呼びかけです。
 (転載歓迎とのことです)

<外国人排斥を許さない6・13緊急行動への参加・賛同の呼びかけ>
 Join a 6.13 Emergency Action-----No to Foreigner Ostracism and ZaiTokuKai

★6月13日にデモを企画しています★
 音楽あり踊りありシュプレヒコールありのデモです。
 在特会の主張に違和感を持つ方は、その気持ちを表現するために是非!是非!ご参加下さい。一人でも多くの方の参加が本当に必要です! 当日の参加が無理な方は、匿名でも構いませんので賛同をお願いいたします!
 (↓当日のスケジュール、賛同の送り先は下の方にあります↓)

 2009年4月11日埼玉県蕨市で、不法滞在を理由として両親が強制送還され、日本政府により家族と別れて暮らすことを強いられた中学生のカルデロン・ノリコさんの自宅・学校に押しかけるという卑劣なデモがありました。その内容は外国人を犯罪者と断定し、日本から追い出せという主張でした。主催したのは「在日特権を許さない市民の会(在特会)」などです。

 今回その在特会などが、京都市で外国人参政権に反対するデモをしようとしています。私たちは今回の彼らの行動が、京都にとどまるものではなく、また外国人参政権を巡る問題だけにとどまるものでもなく、日本に新しく現れた排外主義的な動きであると捉えています。今はまだ彼らの動きは大きくないものに見えますが、不況下においてファシズムや外国人差別が肥大化した歴史を思い起こすとき、今回の動きを見過ごすことは出来ません。そこで私たちは今回彼らがデモをしようとしている6月13日に抗議の意味を込めて、「外国人排斥許さない6・13緊急行動」としてデモを企画しました。

 このような外国人排斥の風潮を許さないのだという強い意志を全国的に示すことが今必要とされているのではないでしょうか。時間が限られた中で恐縮ですが、本行動への皆様の参加と賛同を広く呼びかけます。

★Join a 6.13 Emergency Action-----No to Foreigner Ostracism and ZaiTokuKai

On April 11th, 2009, there was a demonstration which insists the foreign people as criminals and tries to ostracize foreign people from Japan. As a part of
the demonstration, participants called at a house and a school of Miss. Noriko Calderon who was compelled to live alone because her parents had been extradite as illegal immigrant by Japanese Government.
This demonstration was organized by ZaiTokuKai. This group is now planning a new demonstration in Kyoto against enfranchisement of foreign people. We consider this movement is not only Kyoto province, or enfranchisement of foreign people, but an action of newly risen exclusivism in Japan. This movement has not been sophisticate, but we can not overlook their activities as we remember growing Fascism and Exclusivism during depression.
Now, we planned an anti-action against ZaiTokuKai as “6.13 Emergency Action-----No to Foreigner Ostracism and ZaiTokuKai.” Although, there is not enough time till this action, we call on for your participate and adhesion.

★外国人排斥を許さない6・13緊急行動★
◆日時 6月13日(土)
 11:00 京都・三条河川敷集合→11:30 デモ出発→12:30 
デモ解散(三条河川敷)→解散後ビラ配り
 11:00  We meet at River area of Sanjo, Kyoto→11:30
Demo. Start
→12:30 Demo. finish→We hand theleaflets on a street.

◆主催:外国人排斥を許さない6・13緊急行動実行委員会
◆連絡先:613action@gmail.com

■注意事項
・在特会はネット上への動画のアップを戦術的に行っていますので、当日私たちの行動に対する撮影が予想されます。不当な撮影には抗議していきますので、その際は実行委員に声をかけるようにして下さい。それでも撮影を完全に防ぐことは難しいので、顔を写されたくない方は各自で工夫をお願いいたします。
・当日の撮影は、基本的に実行委員会のみに限らせていただきます。撮影を希望される方は事前に

613action@gmail.comまで連絡を下さい。

 We regulate shooting of demonstration. But ZaiTokuKai may take photos of
 you without Permission. Please be aware to protect your own privacy. If any of participants would like to take photos of the demo., please contact to the committee
(613action@gmail.com) beforehand.

==メールフォーム(下記をコピー&ペーストして613action@gmail.com
までお願いします)==

●外国人排斥を許さない6・13緊急行動に賛同します。
I sympathize with the “6.13 Emergency Action.”
○賛同団体・個人名(肩書きがあれば) Name(individual or group)

○公表します・公表しません Can we publish the name? (Yes or No)

○一言メッセージなどあればお願いします Post your message, if you have.

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 ナチスが共産主義者を攻撃したとき、自分はすこし不安であったが、とにかく自分は共産主義者でなかった。だからなにも行動にでなかった。次にナチスは社会主義者を攻撃した。自分はさらに不安を感じたが、社会主義者でなかったから何も行動にでなかった。それからナチスは学校、新聞、障害者、ユダヤ人等をどんどん攻撃し、そのたびに不安は増したが、それでもなお行動にでることはなかった。そしてナチスは教会を攻撃した。自分は牧師であったから行動にでた。しかし、そのとき自分のために声を上げてくれる者はいなかった。
(マルティン・ニーメラー・ナチスに抵抗したルター派牧師)

■6月3日18時時点での賛同は個人・団体合わせて128名です(
敬称略)。
【個人】
青柳行信(NGO人権・正義と平和連帯フォーラム・福岡代表)、浅井美里、在野真麻(Wheelchair's EYE)、RS(東京都)、五十嵐守、石原みき子、稲葉奈々子(茨城大学准教授)、イダヒロユキ、伊藤公雄(京都大学教授)、ぅきき、宇野善幸(大学院生)、梅尾直人、遠藤礼子、大須賀護(仏教者)、大月英雄、岡晃子、小野俊彦fuf)、各務勝博(京都プレイバックシアター)、垣渕幸子、角崎洋平、叶信治(東九条のぞみの園副施設長)、河添誠(首都圏青年ユニオン書記長)、川端諭、木谷公士郎(司法書士)、木下直子、金友子、草加耕助(京都市民・『旗旗』サイト管理人)、熊沢誠(研究会「職場の人権」代表)、黒瀬隼人(自由労働者連合評議会議長)、黒目(有象無象)、高敬一(KMJ事務局長、NPO法人サンボラム理事長)、上瀧浩子(弁護士)、近藤昇(寿日雇労働者組合)、酒井隆史(大阪府立大学准教授)、崎山政毅(立命館大学教員)、櫻田和也(indymedia japan)、佐藤恵(カトリック正義と平和協議会)、さぶろう(東京)、澤田春彦(自由労働者連合)、塩見静子、嶋田頼一、首藤九尾子、白崎朝子、鈴木耕太郎、高橋淳(生活書院)、高橋慎一(ユニオンぼちぼち)、竹林隆、田中渥子、田中玲、立岩真也(立命館大学教授)、張ヨンテ、鶴見俊輔(哲学者)、冨田成美、中倉智徳、中村和雄、仲村実(管理職ユニオン・関西副委員長)、西浦隆男、西岡裕芳、野々村耀、ハギハラカズヤ、橋口昌治、橋野高明、原田光雄(聖公会司祭)、濱西栄司(京都大学大学院)、樋口直人(徳島大学准教授)、平田正造(ヨシノ支援プロジェクト代表)、平田義(愛隣館研修センター)、藤井かえ子(神戸YWCA)、藤谷祐太、舟木浩、細川孝、堀田義太郎、堀内慶子、堀江有里(日本基督教団・牧師)、前川純一、松本朗、南守、三牧建一、村上麻衣、村木美都子(NPO法人東九条まちづくりサポートセンター事務局長)、村田豪、盛岡晋吾、役重善洋(パレスチナの平和を考える会)、山口智之、山本純、山本崇記(関西非正規等労働組合)、由良哲生(寿日雇労働者組合)、吉田幸恵、吉田信吾、ヨシノユギ(大阪医科大GID医療過誤裁判原告)、渡邊太、渡辺学、匿名(14名)

【団体(22)】
アイヌ・沖縄を考える会、アジェンダ・プロジェクト、ATTAC関西、ATTAC京都、うさちゃん騎士団SC、釜ヶ崎医療連絡会議、釜ヶ崎パトロールの会、関西単一労働組合、関西非正規等労働組合(ユニオンぼちぼち)、関西フィリピン人権情報アクションセンター、旧日本軍性奴隷問題の解決を求める全国同時企画・京都、京都精華大学社会科学研究会、憲法を生かす会・京都、社会運動研究会、高齢者特別就労組合準備会、「心の教育」は、いらない!市民会議、寿日雇労働者組合、失業と野宿を考える実行委員会、すべての外国人労働者とその家族の人権を守る関西ネットワーク(RINK)、反戦と生活のための表現解放行動、PeaceMedia、ペンギンの会(自立障害者グループ)

2009年4月24日金曜日

4/28(火)ATTAC京都臨時運営委員会のお知らせ

この間、中心メンバーの条件の変化などにより、事務局、運営委員会ともに十分な機能を果たすことができず、定例会を延期せざるを得ない状況が続いておりました。皆さまには多大なご迷惑をおかけしましたことを深くおわびいたします。
このたび、仕切りなおしということで、今後のATTAC京都のあり方を話し合う運営委員会を開催します。今後の活動の一端を担っていただける方の積極的な参加を期待しております。

ATTAC京都臨時運営委員会

★ 日時: 4/28(火)18:30〜21:00
 場所: 「かぜのね」
京都市左京区田中下柳町7−2
(白壁・2階建ての大きな建物です)
http://www.kazenone.org/modules/contents/index.php?content_id=3
 会場費カンパ+資料代: 400円

  ◎ 申し込み不要。どなたでもご参加いただけます。

★ 提起: ATTAC京都事務局より

2009年3月13日金曜日

3・27(金)・報告会 「世界社会フォーラム2009 in ベレン」

日時: 3月27日(金)午後6時30分より
場所:エルおおさか(京阪/地下鉄谷町線・天満橋下車、徒歩5分)・504号室
カンパ:500円
共催:WSFおおさか連絡会(06−6942−7860梅田)
   ATTAC関西グループ(06-6474-1167喜多幡)
   ATTAC京都

 1月27日から2月1日までブラジル・アマゾン地域のベレンで世界社会フォーラムが開催されました。
 アマゾンの自然と共に生きる権利を主張する多くの先住民、土地を占拠し農地改革や食糧主権を求める農民、新自由主義に反対する全世界の労働者や社会運動団体、NGOが参加し、「もう1つの世界」の構想や具体的な計画を話し合い、交流を深めてきました。
 ブラジルのルラ大統領をはじめ南米5カ国の首脳が出席したことも、南米の米国支配からの自立と地域統合に向けた前進を反映することとして注目されました。
 関西から参加した仲間の報告をもとに、世界社会フォーラムの意義と成果を共有し、たいと考えています。