2007年12月16日日曜日

小さな国 エクアドルの大きな挑戦 債務と貧困からの脱出のために 〜エリック・トゥーサンさんとセサル・サコットさんを迎えて〜

直前で申し訳ありませんが、以下のイベントを共催しておりますのでご連絡します。


小さな国 エクアドルの大きな挑戦
債務と貧困からの脱出のために
〜エリック・トゥーサンさんとセサル・サコットさんを迎えて〜
 http://attac.jp/Ecuador2007/

日程:12月17日(月) 午後6時〜8時40分
場所:大阪市立大学文化交流センター(大阪駅前第二ビル6階)

プログラム:
・「なぜ世界の貧困はなくならないの?不当な債務の返済を拒否できないの?」大倉純子さん(ジュビリー九州)

・「発展途上国の債務と私たちの責任」エリック・トゥーサンさん[英語:逐次通訳]

・「エクアドルからの報告:債務返済より教育・医療が優先されるべきだ」セサル・サコットさん[スペイン語:逐次通訳]

*シンポジウム終了後、共催団体の大阪市立大学大学院創造都市研究科都市共生社会研究分野による2008年度入試説明会を行います
 申し込み不要、入場料は無料ですが、資料代として千円のご負担をお願いします。車椅子対応トイレは同ビル5階になります。


:) 世界で貧困で苦しんでる人を助けられたらと思う。
:) 貧困がどうして起こるのか知ってみたい。       
:) 世界情勢は気にしてるほうだ。
:) 討論番組やドキュメンタリー番組が好きだ。 
:) 将来国際協力の仕事に就きたいと思う。
:) ODAについて少しは知っている、もしくは問題点も知っている。
:) 本を読んだりはしんどいけど話しを聞くならいいかも。
:) マイバッグやマイ箸などを持ち歩いてる。
:) i Podは(PRODUCT)RED (赤色)を買った、もしくは買いたい。
:) 南米が好き…♪
:) こう見えて実はけっこう正義感が強い方だ。 

↑  一つでも当てはまったら…
エリックさんとセサルさんの話を聞きに行こう!

主催 「小さな国 エクアドルの大きな挑戦」実行委員会
共催:大阪市立大学大学院創造都市研究科都市共生社会研究分野

問い合わせ:
ATTAC関西グループ tel 06-6474-1167(喜多幡) kitahata@ss.iij4u.or.jp
(特活)関西NGO協議会  tel 06-6377-5144 knc@ak.wakwak.com

スピーカー・プロフィール
◆エリック・トゥーサンさん
 長年、貧困問題の元凶としての債務問題に取り組んできたCADTM(第三世界債務廃絶運動)ベルギー代表。エクアドル政府の「公的融資に対する統合的監査委員会(CAIC)」に海外専門家として招待され、多国間債務(世界銀行・IMF・地域開発銀行)を担当。「南の銀行」に関してもアドバイスを行う。著書にWho owes Who? 50 questions about World Debt(2004、邦訳「世界の貧困をなくす50の質問ー途上国債務と私たち」つげ書房新社,2005)等がある。

◆セサル・サコットさん
 グアヤキル大学経済学教授。「公的融資に対する統合的監査委員会(CAIC)」委員。先住民の運動を中心とする「MOVIMIENTO UNIDAD PLURINACIONAL PACHACUTIK -NUEVOPAIS(複数民族統一運動 パチャクティク(新しいくに))」メンバー(同政党は同じ左派としてコレア大統領の党「Alianza Pais」に協力)。サコット氏は2006年大統領選で同党から立候補した先住民のルイス・マカスから副大統領に指名されていた。

◆大倉純子さん
 発展途上国の債務帳消しを求める「ジュビリー2000キャンペーン」が世界的な広がりをみせるなか、2000年の九州・沖縄サミットと福岡での蔵相会合に向けてNGOジュビリー九州を立ち上げ。以来、債務や日本の途上国援助、グローバリゼーション、WTOの問題などに関して、地方の市民の立場からキャンペーン活動に取り組む。訳書「世界の貧困をなくす50の質問 途上国債務と私たち」
 

2007年8月9日木曜日

【ATTAC京都 8月例会】サブシディアリティ(地方主権主義):権力をグローバルからグローカルに取り戻す

【ATTAC京都 8月例会】
新自由主義的グローバリゼーションへのオルタナティブ(対案)を考える

(その8)サブシディアリティ(地方主権主義):権力をグローバルからグローカルに取り戻す


★ 日時: 8/11(土)18:00開場 18:30開始 (20:50終了予定)
 場所:ひと・まち交流館 京都 第1会議室(河原町五条下る東側)
http://www.hitomachi-kyoto.jp/access.html
 資料代: 300円

  ◎ 申し込み不要。どなたでもご参加いただけます。

★ 報告: ATTAC京都事務局


連絡先: 080-5358-1409(末岡)
Webサイト: http://kattac.talktank.net/ 電子メール: kyoto@attac.jp


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【研究会】新自由主義的グローバリゼーションへの
オルタナティブ(対案)を考える<第II期>

(その8)サブシディアリティ(地方主権主義):
権力をグローバルからローカルへ取り戻す

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ATTAC京都では、昨年、「新自由主義的グローバリゼーションへのオルタナティブ(対案)を考える」と題して、現在の企業主導のグローバリゼーションに変わる新しい社会・経済モデルを検討する研究会を始めました。
世界各地で始まっている先進的な事例の調査、それらの事例に学びながら新しい世界経済と地域経済のあり方、社会・政治システムのあり方をさぐる研究作業、さらにはATTACとして「もう1つの日本」への具体的な政策提言を行っていくための理論的な土台を築くことが主な目的です。



今回は、『ポストグローバル社会の可能性』(ジョン・カバナ、ジェリー・マンダー編著、緑風出版)の第6章を手がかりに、すべての決定は決定を下せる統治機構の内一番下のレベルで下す事を意味するサブシディアリティを議論したいと思います。民主主義の基礎は自分の暮らしに影響する重大な決定は多くの人々の参加があるべきだという考えにあるにもかかわらず、ますます説明責任、透明性、民主的な参加とはほど遠いグローバル機関の手に多くの権限が与えらようとしています。今回は「個人や企業の富が目標としない、コミュニティの自立、公衆衛生、公正、説明責任、民主主義が目標となる」地域のあり方を考えて生きたいと思います。


テキストにそって担当者が問題提起を行いますが、読んでいない方にも理解できるように進めます。ふるってご参加ください。

過去の研究会:
第㈵期(2006.8-11)
その1) イントロダクション 持続可能社会の「原則」とは?
その2) ドーハ・ラウンド交渉崩壊 WTOに代わる「公正な貿易」とは?
その3) 参加型政策決定 ケララ・ポルトアレグレから考える直接民主主義への挑戦
その4) WTOに代わる「公正な貿易」とは?(続き) ALBA — 南米からの変革の潮流

第II期(2007.4- )
その5)グローバル企業の何が問題か —「企業支配」の構造と変革への道筋をさぐる
その6)聖ならざる三位一体:世界銀行・IMF・WTO—「ブレトン・ウッズ体制」からのオルタナティヴを探る
その7)コモンズを取り戻す:グローバル化してはならないもの

※第I期は世界各地の社会運動団体・個人が参加するグローバル化に関する国際フォーラム(IFC)の主要メンバーによる共同の著作 "Alternatives to EconomicGlobalization"を、第II期はその日本語版『ポストグローバル社会の可能性』(翻訳グループ「虹」訳、緑風出版)を手がかりに討論を進めています。

2007年7月11日水曜日

7月例会「新自由主義的グローバリゼーションへのオルタナティブ(対案)を考える<第II期>」(その7)コモンズをとりもどす: グローバル化してはならないもの

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【研究会】新自由主義的グローバリゼーションへの
オルタナティブ(対案)を考える<第II期>

(その7)コモンズをとりもどす:
   グローバル化してはならないもの

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ATTAC京都では、昨年、「新自由主義的グローバリゼーションへのオルタナティブ(対案)を考える」と題して、現在の企業主導のグローバリゼーションに変わる新しい社会・経済モデルを検討する研究会を始めました。
世界各地で始まっている先進的な事例の調査、それらの事例に学びながら新しい世界経済と地域経済のあり方、社会・政治システムのあり方をさぐる研究作業、さらにはATTACとして「もう1つの日本」への具体的な政策提言を行っていくための理論的な土台を築くことが主な目的です。



今回は、『ポストグローバル社会の可能性』(ジョン・カバナ、ジェリー・マンダー編著、緑風出版)の第5章を手がかりに、現代社会において当然視されている私的な所有と市場のルールとは異なる、人類社会が昔からもつ別の原理「コモンズ」にスポットをあてます。
コモンズとはコミュニティの成員が利用できる共有の資源/権利を指しますが、本書では水・空気・森林などの自然資源のコモンズだけでなく、社会的に蓄積された知識や慣習などの文化的なコモンズ、そしてそれら伝統的なコモンズの使用権を信託された政府が提供すべき"現代のコモンズ" - 公共サービスに拡張して議論します。
その中で、新自由主義のグローバリズムがどのように社会の持続性に脅威を及ぼしているか、持続可能な社会が満たすべき条件はなにかということについて議論が深められたらと思います。
テキストにそって担当者が問題提起を行いますが、読んでいない方にも理解できるように進めます。ふるってご参加ください。



過去の研究会:
第I期(2006.8-11)
その1) イントロダクション 持続可能社会の「原則」とは?
その2) ドーハ・ラウンド交渉崩壊 WTOに代わる「公正な貿易」とは?
その3) 参加型政策決定 ケララ・ポルトアレグレから考える直接民主主義への挑戦
その4) WTOに代わる「公正な貿易」とは?(続き) ALBA — 南米からの変革の潮流

第II期(2007.4- )
その5)グローバル企業の何が問題か —「企業支配」の構造と変革への道筋をさぐる
その6)聖ならざる三位一体:世界銀行・IMF・WTO—「ブレトン・ウッズ体制」からのオルタナティヴを探る

※第I期は世界各地の社会運動団体・個人が参加するグローバル化に関する国際
フォーラム(IFC)の主要メンバーによる共同の著作 "Alternatives to Economic Globalization"を、第II期はその日本語版『ポストグローバル社会の可能性』(翻訳グループ「虹」訳、緑風出版)を手がかりに討論を進めています。

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【ATTAC京都 7月例会】
新自由主義的グローバリゼーションへのオルタナティブ(対案)を考える

(その7)コモンズをとりもどす:
   グローバル化してはならないもの


★ 日時: 7/14(土)18:00開場 18:30開始 (20:50終了予定)
 場所:ひと・まち交流館 京都 第1会議室(河原町五条下る東側)
http://www.hitomachi-kyoto.jp/access.html
 資料代: 300円

  ◎ 申し込み不要。どなたでもご参加いただけます。

★ 報告: ATTAC京都事務局


連絡先: 080-5358-1409(末岡)
Webサイト: http://kattac.talktank.net/ 電子メール: kyoto@attac.jp

2007年5月2日水曜日

アジア開発銀行総会 市民フォーラム

★ゴールデンウィークは
「ADB京都総会・市民フォーラム」へ!

(ご案内 転送・転載歓迎)
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ADB京都総会・市民フォーラム People’s Forum on ADB in Kyoto
2007年5月5日(土)・6日(日) 於:同志社大学今出川キャンパス
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 2007年5月4日〜7日、アジア開発銀行(ADB)の第40回記念総会が京都で開催されます。総会にあわせて、国内外から50以上のNGOが ADBに問題提起を行うためら来京します。これを受けて日本の市民/NGOが集い「ADB京都総会に向けたNGOネットワーク実行委員会」を結成しまし た。
 総会開催期間中の5月5日・6日、「市民フォーラム」として実行委員会主催でシンポジウムを開催します。また、各国から市民/NGOが主催でワーク ショップが開催されます。貧困・格差、環境破壊、債務問題、平和について、グローバル化の中で、何ができるのかを考え、議論する機会です。みなさま是非ご 参加ください。

■シンポジウム「どうおしやす?アジア開発銀行」
・日時:5月5日(土)13:00〜17:00
・場所:同志社大学今出川キャンパス至誠館
 アクセスマップ:
  http://www.doshisha.ac.jp/access/ima_access.html
 キャンパスマップ:
  http://www.doshisha.ac.jp/access/ima_campus.html
・内容: ADBと日本との関係、「貧困撲滅のため」とされたADBが融資した開発プロジェクトが実際は貧富の格差を広げている事例や、地域社会や環境に悪影響を与 えている実態について、アジア各地からのNGO関係者が講演を行った後、質疑応答・ディスカッションを行います。日英逐次通訳あり。詳細は下記ホームペー ジをご覧下さい。
・参加費:500円 (事前申し込み不要)

■ワークショップ
・日時:5月6日(日)9:30〜18:30
・場所:同志社大学今出川キャンパス至誠館
・内容:国内外のNGOが共同で下記のようなワークショップを開催します。参加費・資料代は各ワークショップにより異なります。

5/6 9:30〜12:00
「ADB、気候変動問題の対策促進」
「WTO/FTA下のアジアの経済と人びとの暮らし−農業・農村を中心に−」
「グローバル化と格差社会−日本における野宿者排除との闘いと国際的連携」
「貧困なき世界とグローバル・ジャスティスを目指して−
  途上国債務と国際通貨取引税、パブリック・ファイナンスを考える」

5/6 13:00〜15:30
「日本の廃棄物輸出政策3Rイニシアティブと経済連携協定」
「9条とアジアの平和」
「ADBと自然資源管理」
「アジアの国々における水道民営化とADBの関与−
    水道民営化のオルタナティブの可能性を探る」
「ADBはいらない−「有識者レポート」の「ニュー・パラダイム」を批判する」

5/6 16:00〜18:30
「先住民族と開発」
「ADB:人々よりも利益を優先‐電力の民営化とアジアでのたたかい」
「ツナミ被害の後にADB被害がやってきた?
   国際援助機関が被災者の生活に与えた影響」

5/5 10:00〜12:00
「アジア・ドキュメンタリー映画上映会」

5/5 17:30〜18:30
「開発と女性:女性のエンパワーメントのために」

5/4 13:00〜17:00 ※会場が異なります(ハートピア京都)
「通貨投機・金融自由化に対抗するアジアのネットワークを」

【ADB京都総会・市民フォーラムホームページ】

【ADB京都総会に向けたNGOネットワーク実行委員構成団体】
 (特活)関西NGO協議会 http://park15.wakwak.com/~knc/
 (特活)AMネット http://www1m.mesh.ne.jp/~apec-ngo/
  ATTACジャパン・ネットワーク http://www.jca.apc.org/attac-jp/
  国際公務労連(PSI)加盟組合日本協議会 http://www.psi-jc.jp/
 (特活)「環境・持続社会」研究センター(JACSES) http://www.jacses.org/

【ADB京都総会に向けたNGOネットワーク実行委員会連絡先】
特定非営利活動法人 関西NGO協議会 宮下和佳
 〒530-0013 大阪市北区茶屋町2-30
 TEL:06-6377-5144  E-mail:knc@ak.wakwak.com

南北間の公正な関係を求める行進

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南北間の公正な関係を求める行進
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ADB総会の京都開催に伴い以下のデモを行います。
皆様のご参加を宜しくお願いいたします。

日時: 2007/5/5

18:00 集合開始
  リレートーク、プラカード書き
18:30 出発
  烏丸四条、四条河原町経由で市役所まで

場所:
 御射山公園(東洞院蛸薬師北東角; 烏丸四条上がる二筋目東入る一筋目)

趣旨:
 ADB総会を期に、
- 不公正な債務の帳消し
- 大規模開発における現地住民の自己決定権
- 企業、支配エリート、大地主など一部の人々のためではなく、
      ベーシック・ヒューマン・ニーズ(基礎的生活分野)、ジェンダー間の
平等、福祉の向上、環境に配慮した持続可能な社会の実現、等に資する援助
    - 健康や生態系に悪影響を及ぼす大規模開発事業の中止
    - 多国籍企業や新自由主義者が進める市場経済の独裁へのノー
    - 世界経済の不安定化をもたらしている投機的な国際金融市場の規制
 などを合言葉に、各国から集まったNGO・社会運動体のメンバーとともにデモンス
トレーションを行います。

 *リレートークでは誰でも発言できます。
 *楽器、プラカード、運動体の旗、横断幕などを持ち寄ってください。

連絡先:
 ATTAC京都
E-mail kyoto@attac.jp
Mobile 080-5358-1409(末岡)
Fax 075-706-3875

5・4 シンポジウムin京都 通貨投機・金融自由化に対抗するアジアのネットワークを

5・4 シンポジウムin京都

For Asian Network to Fight Against Currency Speculation & Financial Deregulation

通貨投機・金融自由化に対抗するアジアのネットワークを

アジア開発銀行(ADB)はいらない! 市民参加の国際通貨取引税の導入を

 5月4−7日、京都でアジア開発銀行(ADB)第40回総会が開催されます。ADBが融資するプロジェクトは多くの場合、住民の立ち退きや環境破壊を伴い、また、水や電力の民営化等を通じて公共サービスを解体しようとしています。
 私たちは、世界銀行やADBなどの多国間開発銀行(MDB)が、「貧困解消」や「開発支援」を名目に、「南」の貧しい国々に自分たちのルールを押し付 け、貧困を一層拡大していることに反対してきました。アジアと日本の将来を、巨大企業や金融機関が進める自由化・規制緩和に委ねるのでなく、市民参加の下 で公正なルールを作るための一歩として、私たちは国際通貨取引税の導入を提唱してきました。

 通貨投機に課税し、税収を世界の貧困解消と環境保全のための基金に

 ヨーロッパを中心に、国際通貨取引税(最初に提唱した経済学者の名前にちなんで「トービン税」とも呼ばれています)が注目されています。通貨の投 機に課税し、税収を世界の貧困下に置かれている人々の福祉のため、また私たちの環境の保全のために使おうというアイデアです。政府や国際通貨機関に任せる のでなく、人々がNGOや代議機関を通じて、この過程に参加することが、この構想の重要な点です。アジアの多くの人々は1990年代後半に、通貨投機によ る災難を経験してきました。アジアでも国際通貨取引税導入のための議論を開始し、ネットワークを作っていくことを私たちは提案します。

ATTACフィランドの仲間を迎えて

 私たちは、ADB京都総会に対抗して5月5−6日に京都・同志社大学で開催される「ADB市民フォーラム」の一環として、ATTACフィンランド から2人の仲間を迎えてシンポジウムを開催します。この機会に、日本でも国際通貨取引税の考え方とその可能性について、関心を高めていきたいと考えていま す。

5月4日(金)午後1−5時
 ハートピア京都(地下鉄丸太町)

☆国際通貨税の現実性・実現のための課題と展望:ヘイキ・パトマキさん
  [ヘルシンキ大教授(政治学)、「通貨取引税条約草案(2002年)の起草者]
☆貧困・債務と私たちの責任:カタリーナ・パトマキさん
  [グローバル民主化のためのネットワーク研究所理事、「ワールド・パブリック・ファイナンス」を提唱]
☆金融投機とアジア通貨危機:アジアのNGO団体から[交渉中]
☆環境税、通貨取引税、国際連帯税の考え方:諸富 徹(京都大学大学院経済学研究科助教授)
☆パネルディスカッション

主催:国際通貨取引税全国ネットワーク
連絡先:ATTAC関西グループ(06−6474−1167 喜多幡)

2007年4月13日金曜日

4月例会 グローバル企業の何が問題か: 「企業支配」の構造と変革への道筋をさぐる お知らせ

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【研究会】新自由主義的グローバリゼーションへの
オルタナティブ(対案)を考える<� �� �� ��2期>

(その5)グローバル企業の何が問題か
—「企業支配」の構造と変革への道筋をさぐる

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 ATTAC京都では、昨年、「新自由主義的グローバリゼーションへのオルタナティブ(対案)を考える」と題して、現在の企業主導のグローバリゼーションに変わる新しい社会・経済モデルを検討する研究会を始めました。

 世界各地で始まっている先進的な事例の調査、それらの事例に学びながら新しい世界経済と地域経済のあり方、社会・政治システムのあり方をさぐる研究作業、さらにはATTACとして「もう1つの日本」への具体的な政策提言を行っていくための理論的な土台を築くことが主な目的です。

 昨年の8月〜11月にかけて、第㈵期として以下の4回の研究会を持ちました:

その1) イントロダクション
持続可能社会の「原則」とは?
その2) ドーハ・ラウンド交渉崩壊
WTOに代わる「公正な貿易」とは?
その3) 参加型政策決定
ケララ・ポルトアレグレから考える直接民主主義への挑戦
その4) WTOに代わる「公正な貿易」とは?(続き)
ALBA — 南米からの変革の潮流

 昨年12月以降、諸般の事情で中断していましたが、この4月から第2期として研究会を再開したいと思います。
 当初からいちおうの道案内役として、"Alternatives to Economic Globalization"(経済的グローバリゼーションへのオルタナティブ)をテキストとしていましたが、昨年秋にその日本語版『ポストグローバル社会の可能性』(緑風出版)が出版されましたので、当面はその内容に即した議論を行う予定です。

 次回4月14日(土)は、グローバリゼーションの下で今や国家を上回るまでの巨大な富と力を集積した多国籍企業、その「支配」の構造、市民による規制と現状打破の可能性について考えてみたいと思います。
上記『ポストグローバル社会の可能性』の第2章と第9章に基づいて問題提起を行いますが、テキストを事前に読んでおく必要はありません。ふるってご参加ください。

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【ATTAC京都 4月例会】
新自由主義的グローバリゼーションへのオルタナティブ(対案)を考える

(その5)グローバル企業の何が問題か
—「企業支配」の構造と変革への道筋をさぐる

★ 日時: 4/14(土)18:00開場 18:30開始 (20:50終了予定)
  場所:ひと・まち交流館 京都 第1会議室(河原町五条下る東側)
http://www.hitomachi-kyoto.jp/access.html
  資料代: 300円

  ◎ 申し込み不要。どなたでもご参加いただけます。

★ 報告: ATTAC京都事務局


連絡先: 080-5358-1409(末岡)
Webサイト: http://kattac.talktank.net/ 電子メール: kyoto@attac.jp

2007年3月5日月曜日

ATTAC京都3月例会 世界社会フォーラム2007 in ナイロビ報告

報告 春日 匠(ATTAC京都)

■日時:3月11日(日)、18:00開場、18:30開始
■場所:ハートピア京都視聴覚室(3F)
京都市中京区烏丸丸太町下がる 
京都市営地下鉄烏丸線「丸太町駅」下車 5番出口上がる、
京都市バス「烏丸丸太町」バス停下車 南側烏丸通り沿いへ
http://www.ksj.or.jp/hartpia/access.html

★資料代:300円
◎ 申し込み不要。どなたでもご参加いただけます。
●連絡;080-5358-1409(末岡)
Webサイト: http://kattac.talktank.net/ 電子メール: kyoto@attac.jp

2007年の第7回世界社会フォーラムは1月20日からケニアの首都ナイロビで開催された。去年は多中心社会フォーラムとして3カ所で開催され、そのひとつが西アフリカ、マリ共和国の首都バマコであったが、アフリカだけが世界社会フォーラムを担うというのは初めての試みとなった。
 すでに7回を数え、社会的な意義も認知されてきたとも言える世界社会フォーラムであるが、一方でメディアの扱いなども減少しており、これまでのような「注目」を集めるイベントでなくなりつつあるという見方もある。そうした中で、貧困と債務問題の中心地とも言えるアフリカでの開催にこぎ着けた意義は小さくない。
 一方で、社会運動が全体に弱いアフリカでの開催は多大な困難と問題を伴ったことも事実である。来年以降の展望や日本での意義も含めて、第7回世界社会フォーラムが提起した課題をまとめて議論してみたい