10月11日(土) 【% ATTAC京都 10月例会 %】
「不公正な債務に関する戦略会議(08年9月 キト)報告」
毎年、巨額のODA(政府開発援助)が先進国から第三世界に投入されていますが、第三世界の貧困や飢餓の問題はほとんど改善の様子を見せていません。
それどころか、ODAや国際金融機関からの借り入れの返済は第三世界諸国の国会財政を圧迫し、教育や医療などの問題への支出を抑制せざるをえなくすることで貧困の問題を悪化させているケースすら珍しくありません。
こうした構造的な問題を断ち切るために、援助国と被援助国の双方からいくつかの試みが提示されています。
その中心となるのが「不公正な債務」(illegitimate debts)という概念で、これについて先進国ではノルウェー政府が、また第三世界ではエクアドル政府が積極的な提言と調査を進めています。
この9月には、エクアドルの「公的融資の統合的監査委員会(CAIC)」が大統領への答申として、監査の結果を発表しました。
同時に、Jubilee SouthやCADTMなど世界各国の社会運動組織が集まり、首都キトにおいて債務帳消しをどう求めていくかの戦略会議も開催されました。
この会議にはATTAC Japanも代表を派遣しましたので、これらの情勢について、簡単に報告するとともに、なぜ今債務帳消しが求められているのか、今後日本からなにができるかについて考えます。
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★ 日時: 10/11(土)18:00開場 18:30開始 (20:50終了予定)
場所:ひと・まち交流館・京都 第2会議室
(河原町五条下る東側)
http://www.hitomachi-kyoto.jp/access.html
資料代: 200円
◎ 申し込み不要。どなたでもご参加いただけます。
★ 報告: ATTAC京都事務局
Webサイト: http://kattac.talktank.net/
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