【ATTAC京都 8月例会】
新自由主義的グローバリゼーションへのオルタナティブ(対案)を考える
(その8)サブシディアリティ(地方主権主義):権力をグローバルからグローカルに取り戻す
★ 日時: 8/11(土)18:00開場 18:30開始 (20:50終了予定)
場所:ひと・まち交流館 京都 第1会議室(河原町五条下る東側)
http://www.hitomachi-kyoto.jp/access.html
資料代: 300円
◎ 申し込み不要。どなたでもご参加いただけます。
★ 報告: ATTAC京都事務局
連絡先: 080-5358-1409(末岡)
Webサイト: http://kattac.talktank.net/ 電子メール: kyoto@attac.jp
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【研究会】新自由主義的グローバリゼーションへの
オルタナティブ(対案)を考える<第II期>
(その8)サブシディアリティ(地方主権主義):
権力をグローバルからローカルへ取り戻す
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ATTAC京都では、昨年、「新自由主義的グローバリゼーションへのオルタナティブ(対案)を考える」と題して、現在の企業主導のグローバリゼーションに変わる新しい社会・経済モデルを検討する研究会を始めました。
世界各地で始まっている先進的な事例の調査、それらの事例に学びながら新しい世界経済と地域経済のあり方、社会・政治システムのあり方をさぐる研究作業、さらにはATTACとして「もう1つの日本」への具体的な政策提言を行っていくための理論的な土台を築くことが主な目的です。
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今回は、『ポストグローバル社会の可能性』(ジョン・カバナ、ジェリー・マンダー編著、緑風出版)の第6章を手がかりに、すべての決定は決定を下せる統治機構の内一番下のレベルで下す事を意味するサブシディアリティを議論したいと思います。民主主義の基礎は自分の暮らしに影響する重大な決定は多くの人々の参加があるべきだという考えにあるにもかかわらず、ますます説明責任、透明性、民主的な参加とはほど遠いグローバル機関の手に多くの権限が与えらようとしています。今回は「個人や企業の富が目標としない、コミュニティの自立、公衆衛生、公正、説明責任、民主主義が目標となる」地域のあり方を考えて生きたいと思います。
テキストにそって担当者が問題提起を行いますが、読んでいない方にも理解できるように進めます。ふるってご参加ください。
過去の研究会:
第㈵期(2006.8-11)
その1) イントロダクション 持続可能社会の「原則」とは?
その2) ドーハ・ラウンド交渉崩壊 WTOに代わる「公正な貿易」とは?
その3) 参加型政策決定 ケララ・ポルトアレグレから考える直接民主主義への挑戦
その4) WTOに代わる「公正な貿易」とは?(続き) ALBA — 南米からの変革の潮流
第II期(2007.4- )
その5)グローバル企業の何が問題か —「企業支配」の構造と変革への道筋をさぐる
その6)聖ならざる三位一体:世界銀行・IMF・WTO—「ブレトン・ウッズ体制」からのオルタナティヴを探る
その7)コモンズを取り戻す:グローバル化してはならないもの
※第I期は世界各地の社会運動団体・個人が参加するグローバル化に関する国際フォーラム(IFC)の主要メンバーによる共同の著作 "Alternatives to EconomicGlobalization"を、第II期はその日本語版『ポストグローバル社会の可能性』(翻訳グループ「虹」訳、緑風出版)を手がかりに討論を進めています。
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